一人暮らしの光熱費の相場とは?光熱費の調べ方と節約方法を解説!

一人暮らし

一人暮らしの方で、自分で光熱費を支払うことになってから光熱費の金額はどれくらいかを気になる人も多いのではないでしょうか。光熱費は実際にどの程度の金額が一般的なのか、光熱費を調べるにはどのようにすれば良いのでしょうか。また、光熱費の節約方法はあるのでしょうか。この記事では、一人暮らしの方にとって重要な光熱費について詳しく解説します。

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光熱費の相場

光熱費とは?

光熱費とは、住居や事業所などで使用される電気やガス、水道などの公共料金を指します。光熱費は、日々の生活で必要な照明や冷暖房、調理や洗濯などに必要なエネルギーにかかる費用のことであり、家庭や企業の生活に欠かせないものとなっています。

光熱費の金額は、使用するエネルギーの種類や量、料金体系、地域差などによって異なります。電気やガス、水道などの料金は、基本料金や使用量に応じた従量課金方式が一般的であり、使用量が多いほど費用も高くなります。また、地域によってはエネルギーの供給源が限られているため、料金が高くなる場合があります。

全国の都道府県別一人暮らしの光熱費の相場

都道府県光熱費の平均(円/月)
北海道9,238
青森県8,925
岩手県8,664
宮城県8,857
秋田県8,668
山形県8,618
福島県8,876
茨城県8,578
栃木県8,540
群馬県8,377
埼玉県8,579
千葉県8,708
東京都9,321
神奈川県8,991
新潟県8,473
富山県8,424
石川県8,456
福井県8,284
山梨県8,437
長野県8,468
岐阜県8,455
静岡県8,586
愛知県8,518
三重県8,437
滋賀県8,435
京都府8,823
大阪府8,931
兵庫県8,878
奈良県8,688
和歌山県8,437
鳥取県8,293
島根県8,213
岡山県8,277
広島県8,395
山口県8,289
徳島県8,238
香川県8,350
愛媛県8,341
高知県8,306
福岡県8,615
佐賀県8,387
長崎県8,425
熊本県8,431
大分県8,329
宮崎県8,405
鹿児島県8,312
沖縄県8,694

上記は2021年度の一人暮らしの月の光熱費の平均を都道府県別にまとめたものです。

9000円ほどが相場と分かります。

表示されている金額は、あくまで参考値として捉えてください。実際の光熱費は、生活環境や生活スタイル、部屋の広さや設備、季節などによって異なるため、必ずしもこの金額に合致するわけではありません。

光熱費の調べ方

光熱費が発生しているなら明細が発行されているはずなので、そちらを確認すれば先月の光熱費は確認できます下記は、わからない場合の調べ方です。

水道料金を確認する

全国の都道府県別一人暮らしの水道料金の相場

以下は、2021年度の都道府県別の一人暮らしの水道料金の一覧表です。なお、料金には消費税が含まれています。

都道府県水道料金(1ヶ月あたり)
北海道2,670円
青森県1,770円
岩手県2,030円
宮城県2,150円
秋田県1,880円
山形県1,950円
福島県2,150円
茨城県1,840円
栃木県1,840円
群馬県2,000円
埼玉県2,240円
千葉県2,210円
東京都2,700円
神奈川県2,460円
新潟県1,910円
富山県1,960円
石川県2,000円
福井県1,810円
山梨県2,220円
長野県1,950円
岐阜県1,870円
静岡県2,240円
愛知県2,240円
三重県1,920円
滋賀県2,040円
京都府2,060円
大阪府2,240円
兵庫県2,150円
奈良県1,980円
和歌山県1,920円
鳥取県1,900円
島根県1,880円
岡山県2,010円
広島県2,090円
山口県1,950円
徳島県1,870円
香川県1,960円
愛媛県1,940円
高知県1,870円
福岡県2,090円
佐賀県1,920円
長崎県2,000円
熊本県1,920円
大分県1,860円
宮崎県1,890円
鹿児島県1,840円
沖縄県1,960円

※料金はあくまで目安であり、各自治体によって異なる場合があります。

なお、上記の表の水道料金は、一人暮らしの場合の料金を示しています。複数人で生活している場合や、住宅のタイプ(アパート・マンション・一戸建てなど)や使用量によっても異なるため、正確な料金は各自治体の水道局や水道事業者にお問い合わせいただくことをお勧めします。

電気料金を確認する

全国の都道府県別一人暮らしの電気料金の相場

以下は、2021年の電気料金を基に、都道府県別の一人暮らしの電気料金の表です。単位は円/kWhです。

都道府県料金
北海道24.70
青森県23.54
岩手県24.40
宮城県23.34
秋田県23.39
山形県23.97
福島県23.61
茨城県22.98
栃木県22.89
群馬県22.68
埼玉県22.08
千葉県22.23
東京都21.88
神奈川県22.01
新潟県23.15
富山県22.73
石川県22.87
福井県22.45
山梨県22.51
長野県23.16
岐阜県22.67
静岡県22.53
愛知県22.11
三重県22.44
滋賀県23.00
京都府23.41
大阪府22.74
兵庫県22.77
奈良県23.17
和歌山県23.17
鳥取県24.13
島根県24.12
岡山県23.69
広島県23.63
山口県24.04
徳島県23.87
香川県23.68
愛媛県23.70
高知県24.16
福岡県23.74
佐賀県23.66
長崎県24.29
熊本県24.01
大分県23.82
宮崎県24.34
鹿児島県24.35
沖縄県26.1

なお、料金は年々変動しており、上記の表はあくまでも参考値としてご利用ください。

電気料金の計算方法

[電気料金 = 使用量 × 単価+ 基本料金+ 税金・料金]

上記の指揮で求めることができます。

たとえば、使用量が100kWh、単価が30円/kWh、基本料金が200円、税金・料金が10%の場合、電気料金は次のようになります。

[電気料金 = 100kWh × 30円/kWh + 200円 + (100kWh × 30円/kWh + 200円) × 10%]

[電気料金 = 3,200円]

ガス代を確認する

全国の都道府県別一人暮らしのガス代の相場

以下は2021年の都道府県別の一人暮らしのガスの料金単価のテーブルです。料金単価は、1立方メートルあたりの価格で表示しています。

都道府県料金単価(円/m3)
北海道132.2
青森県130.7
岩手県130.7
宮城県123.1
秋田県132.2
山形県131.3
福島県123.1
茨城県114.3
栃木県114.3
群馬県114.3
埼玉県114.3
千葉県114.3
東京都114.3
神奈川県114.3
新潟県132.2
富山県131.3
石川県131.3
福井県131.3
山梨県131.3
長野県132.2
岐阜県131.3
静岡県131.3
愛知県131.3
三重県131.3
滋賀県131.3
京都府131.3
大阪府131.3
兵庫県131.3
奈良県131.3
和歌山県131.3
鳥取県132.2
島根県132.2
岡山県132.2
広島県132.2
山口県132.2
徳島県132.2
香川県132.2
愛媛県132.2
高知県132.2
福岡県132.2
佐賀県132.2
長崎県132.2
熊本県132.2
大分県132.2
宮崎県132.2
鹿児島県132.2
沖縄県131.3

ガス代の計算方法

ガス代 = 使用量 × 料金単価 + 基本料金 + 燃料費調整額

  1. 使用量:※上記の表で確認できます。ガス代は、使用したガスの量に基づいて計算されます。使用量は、ガスメーターによって自動的に計測されます。一般的に、使用量は立方メートル(m³)で計算されます。
  2. 料金単価:使用量に応じて、一定の単価が設定されます。この単価は、地域やガス会社によって異なります。一般的には、使用量が多いほど単価が低くなることがあります。
  3. 基本料金:一定の金額が課せられる場合があります。これは、「基本料金」と呼ばれることがあります。500円から3000円程度
  4. 燃料費調整額:ガス会社が、原材料の価格変動に応じて調整する料金です。この料金は、月ごとに変動するので正確な値は電機会社のホームページなどで確認してください。

光熱費の節約方法

水道料金の節約方法

水を節約する

水道料金は使用した水量に応じて課金されるため、水を節約することが最も効果的な節約方法です。具体的には、シャワーを浴びる時間を短くする、水を止めながら歯を磨く、洗濯機や食器洗い機を満載にして使用する、などの方法があります。こうした小さな行動の変化が、月々の水道料金の額に大きく影響を与える可能性があります。長期的に見れば、これらの習慣を身に付けることで相当な水道料金の節約につながるでしょう。

水漏れを修理する

水道管や蛇口からの水漏れがあると、無駄な水の使用につながります。水漏れを早めに修理し、無駄な水の使用を防止しましょう。小さな水漏れでさえ長期間放置すると、想像以上に多くの水が無駄に流れてしまう可能性があります。水漏れがないか、定期的に水道設備を点検することが大切です。

節水器具を使用する

シャワーヘッドや水栓に取り付ける節水器具を使用することで、水の使用量を減らすことができます。流量を調整できるシャワーヘッドや水栓は、標準品に比べて水の使用量を30~50%削減できるとされています。また、トイレに流量調整器を取り付けることで、トイレの水の使用量を減らすこともできます。こうした節水器具は簡単に取り付けることができ、水道料金の大幅な削減につながります。

水道料金の割引制度を利用する

自治体によっては、水道料金の割引制度を設けている場合があります。例えば、一定の家族構成や年齢条件を満たしている場合や、一定期間水道料金を前払いすることで割引が受けられる場合があります。また、節水に取り組んでいる世帯に対する割引制度を設けている自治体もあります。自治体のホームページや水道局に問い合わせて、利用可能な制度を確認しましょう。

比較検討する

自治体によって水道料金が異なるため、住んでいる自治体の水道料金と、隣の自治体などと比較してみることで、より安く済む水道料金の選択ができる場合があります。インターネットを使って他の自治体の水道料金を比較検討し、費用対効果を考慮して料金プランを選択することで、月々の水道料金の支払いを少しでも軽減することができます。

電気料金の節約方法

LED電球を使う

LED電球は、従来の白熱電球や蛍光灯に比べてはるかに少ない電力を消費します。LED電球に交換すると、長期的に電気料金を大幅に節約できるでしょう。LED電球は最初は高価格に見えますが、長期的にはコストパフォーマンスが高く、電気代の節約に大きく貢献します。

電化製品のコンセントを抜く

使用していない電化製品をコンセントから抜いておくことで、スタンバイモードの消費電力を大幅に削減できます。特に電子レンジ、コーヒーメーカー、テレビなどの家電製品はスタンバイモードでも電力を消費し続けるため、使用しないときは必ずコンセントから抜いてください。電源タップにつながったままにしておくと、一日に数十円から百円単位で電気を消費し続けることになります。

エアコンの温度設定を変更する

夏の場合、エアコンの温度を26°C以上に設定し、冬の場合は20°C以下に設定することで、大幅に節電できます。1度温度を上げるだけで約10%の節電になります。また、適度な温度に設定しておくことで、快適に過ごせるだけでなく、エアコンのランタイムも短縮できるため、二重の節電効果が期待できます。温度調整は簡単なのに大きな効果が期待できる方法です。

電気ストーブを避ける

冬の場合、電気ストーブは非常に多くの電力を消費するため、代わりに厚手の衣服やブランケットを使うことで大幅に節約できます。電気ストーブを使わずに済むようにするために、保温性の高い衣服や布団を準備しておくことをおすすめします。電気ストーブを使う場合は、必要最小限の時間だけ使用することが節電のためには重要です。

太陽光発電を検討する

太陽光発電は、自宅で発電できるため、電気料金を大幅に節約できます。太陽光発電システムの設置費用は高額になりますが、長期的には電気料金の節約につながります。余剰電力が発生した場合は、電力会社に売電することもでき、収入にもなります。

電気代を見直す

電気料金が高い場合、自分が使っているプランを見直すことができます。別のプランがあるか、別の電力会社に乗り換えることで、料金を節約できる可能性があります。競合他社の料金プランを調べて、使う電力量に合わせたプランを選ぶことで、電気代の節約につながります。また、時間帯別料金制度を活用することで、深夜帯を中心に使う場合はそれに合わせたプランを選択することも電気代の節約策として効果的です。

電気代の節約について詳しくはこちらの記事で解説しています!

ガス料金の節約方法

料理をするときに蓋を使う

料理をするときには、できる限り鍋やフライパンに蓋をして調理することで、熱が逃げるのを防ぐことができます。これにより、ガスの使用量を大幅に減らすことができます。蓋をしている間は、ガスがほとんど消費されないため、蓋を外すのは必要最小限に留めることが大切です。

エアコンやヒーターを適切に使用する

エアコンやヒーターを使用するときには、必要な温度に適切に設定することで、無駄なガスの使用を減らすことができます。設定温度を下げることでガスの使用量を減らせます。また、使用しないときには、必ず電源を切ることも大切です。電源が入ったままにしておくと、Standby Power(待機電力)が消費され続けるため、ガスの使用量が増えてしまいます。

シャワーの時間を短くする

シャワーの時間を短くすることで、給湯器が使用するガスの量を大幅に減らすことができます。シャワーの時間を1分短くするだけでも、1日に使用するガスの量を約10リットル減らすことができます。温水を使う必要のない部分は、水だけで洗うなど工夫することで、シャワー時間を短縮できます。

給湯器の設定を調整する

給湯器の設定を調整することで、無駄なガスの使用を減らすことができます。給湯器の温度を適度に下げることで、ガスの使用量を減らすことができます。また、家族の生活スタイルに合わせて、給湯器の時間を調整することも効果的です。

ガスコンロを使うときには、火力を最小限に抑える

ガスコンロを使用するときには、必要最小限の火力で調理することで、ガスの使用量を減らすことができます。火力を上げすぎると、熱が逃げてしまうため、ガスの使用量が増えてしまいます。

家の断熱を改善する

家の断熱を改善することで、家の内部の温度を保つのに必要なエネルギーを減らすことができます。断熱材を使って、家の外からの冷気や暑気を防ぐことができます。断熱性の高い窓やドアを設置したり、防音・断熱性に優れたカーテンを使用したりすることで、効果的に家の断熱性を高めることができます。

ガス会社を比較する

ガス会社を比較することで、より安い料金プランを選ぶことができます。また、利用しているガス会社の料金プランを見直すことで、より節約できるプランに変更することができます。ガス会社の選択と料金プランの見直しを定期的に行うことで、ガス料金を抑えることができます。

最後に…

光熱費は努力次第で節約することができます!

光熱費が高くて困っている人は今回紹介した方法を使って節約をぜひ行ってみてください!

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